私は浜松医科大学第二外科教室在籍中に当院の前身である礒病院とのご縁を得て、12年前に当院へ赴任しました。以来、東三河の地域医療に少しでも貢献できるようにと努力して参りました。今回、院長に就任しその思いをますます強くしております。
当院は2024年10月に全病棟を回復期リハビリテーション病棟に転換しました。外来機能も含め、よりリハビリテーションに特化した病院へと機能再編しています。
回復期リハビリテーション病棟の役割とは、急性期治療を経過した患者さんが生活の場に戻るための医療と支援を提供することにあると考えています。リハビリテーション医療により、日常生活に関わる機能の回復を図ります。同時に、退院後の生活が安定したものとなるように家族指導、環境調整、介護サービス調整などの支援を行います。
当院を退院された患者さんが生活の場に戻った時に「豊川さくら病院でリハビリテーションを受けて良かった」と思って頂けるような医療、支援を提供出来るように努力していきたいと思います。
また、外来では成人のリハビリテーションだけではく、小児発達リハビリテーションも提供しており、お子さんの発達の促進を支援しております。
私たちは、「ありがとう」を贈り、「ありがとう」を頂き、「ありがとう」であふれる空間を作り続けます。
これが豊川さくら病院の理念です。患者さんやご家族から「ありがとう」の言葉を頂けるような医療を提供できるように努力していきます。また我々職員同士もお互いを尊重し、「ありがとう」と言い合えるような職場環境を目指していきます。
これからも豊川さくら病院に対するご支援、ご協力を宜しくお願い致します。
2025.4.1
医療法人啓仁会 豊川さくら病院
院長 太田 茂安